特定危険指定暴力団工藤会の幹部の男が4日、暴力団の威力を示して知人からの借金を踏み倒した疑いで逮捕されました。
工藤会では、4日前に代替わりの継承式が行われたばかりでした。
10月31日に15年ぶりに執り行われた工藤会の会長継承式。
会場で紋付き袴姿で、組員たちに指示を出していたのが、暴力団対策法と恐喝の疑いで4日に逮捕された工藤会の幹部、塩見直之容疑者(59)です。
警察によりますと塩見容疑者は2021年12月、600万円を借りていた知人男性に入れ墨を見せて「無理」「工藤会の執行部に上がったけ」などと脅迫して返済の免除を要求し、回収を断念させた疑いです。
調べに対し塩見容疑者は、「黙秘します」と話しているということです。
関係者によりますと、塩見容疑者は10月31日の継承式で組織のナンバー4にあたる幹事長に就任したとみられています。
また、無期懲役の判決を受けて上告中の田上不美夫被告に代わり、後藤靖前理事長が会長に就任したとみられていて、警察は取り締まりを強化していく方針です。
