2027年1月の全国大会につながる春高バレー岩手県大会は、11月1日、男女の準々決勝と準決勝が行われました。熱戦を制し11月3日の決勝に駒を進めたのは、男子が一関修紅と花巻東、女子が盛岡誠桜と花巻南です。
男子の準決勝1試合目は、大会3連覇を目指す一関修紅と、2026年に続きベスト4入りを果たした専大北上が対戦。専大北上は、唯一の3年生・齊藤玲音選手にボールを集め、序盤は互角の戦いを繰り広げます。しかし一関修紅は、持ち前の攻撃力で徐々に点差を広げ、ストレート勝ちで決勝に進出しました。
続いて第2試合は、3年ぶりの優勝を目指す花巻東と2026年の準優勝校・南昌みらいが激突しました。試合は互いに1セットずつを奪う接戦となり、最終第3セット、23対20と南昌みらいがリードする展開から、花巻東が一気に5連続得点。鮮やかな逆転劇で花巻東が決勝に駒を進めました。
一方、女子の準決勝第1試合は、大会5連覇中の盛岡誠桜と、2026年の準優勝校・高田の一戦です。第1セットは粘りのバレーを展開する高田が、第2セットは高い攻撃力を誇る盛岡誠桜が奪い、互いに一歩も譲らない展開。そして最終第3セットも一進一退の攻防となりますが、最後に底力を見せた盛岡誠桜が接戦を制しました。
続いて2試合目は、2027年の県高総体3位の一関修紅と準優勝の花巻南、実力校同士の対戦となりました。試合は、粘りを見せ最後まで食らいつく一関修紅を、花巻南が振り切り決勝に進んでいます。
この結果、決勝のカードは男子が一関修紅対花巻東、女子が盛岡誠桜対花巻南となりました。
県内最多16回の優勝を誇る男子・一関修紅は高い攻撃力が持ち味。3年生の内村大斗選手、そして2年生の柏琉生選手と2人の強力なアウトサイドヒッターが攻撃をけん引します。
一関修紅・成田涼太主将
「全国ベスト8になるという思いを込めて練習してきたので、それを県予選から発揮して絶対に優勝したい」
一方、花巻東も1月の新人戦と5月の県高総体で3位と、県内トップクラスの実力を備えています。チームの得点源は3年生の菅原健選手です。新人戦と高総体ではチームトップの得点を挙げているエースです。
花巻東3年・菅原健選手
「最後に上がってきたボールを決めきってチームの勝ちにつなげられるよう頑張りたい」
続いては女子です。2026年の盛岡誠桜は守備力を徹底的に強化してきました。アウトサイドヒッターの山家瑠奈キャプテンや、ミドルブロッカーの常田心優選手が鍛えてきた守りに攻撃力を上乗せしています。
盛岡誠桜3年・山家瑠奈主将
「どんなボールでも自分が上げきって、自分が打ち切れるようにトスをたくさん呼びたい」
対する花巻南は速攻や時間差など多彩な攻撃を組み合わせるコンビバレーを武器としています。エースの田村涼栞キャプテンを中心に4人の3年生が攻守にわたってチームを引っ張り、27年ぶりの春高全国大会出場を目指しています。
花巻南・田村涼栞主将
「3年生4人の集大成を春高の舞台で爆発させて絶対優勝する」
