11月1日告示、15日投開票の福岡市長選挙は4選の現職、高島宗一郎市長が不出馬を表明するなか、これまでに新人13人が出馬会見を開き、過去最多の立候補者数が見込まれている。

“ポスト高島”の行方は?混戦が予想されるなかで有権者はどのように候補者を見極めて1票を投じればいいのか。ジャーナリスト鈴木哲夫氏が解説する(2026年10月29日放送『報道ワイド 記者のチカラ』より)。
「争点は投票する人が決める」
今回の市長選は明確な争点がないともいわれているが、1つの軸となるのは現職の高島市政を継承するかどうかという点。高島市長に対する13人のスタンスをそれぞれの会見での主張や取材で総合的に判断した位置づけからみると、高島市政を継承するというスタンスの方が多くみられるが…。

鈴木哲夫氏) 13人からどうやって選ぶか。「継承する、しない」というのも争点かもしれませんが、争点というのは“投票する人が決める”ことなんですよ。候補者は自分に1票が欲しいから、自分に都合のいいことしか言いません。またマスコミが「これが争点」だと、よく報道するじゃないですか。それはマスコミが決めている争点であって、争点を決めるのは投票するひとりひとりなんですよ。

背景には、人気の高い高島市長を否定するよりも肯定する方が票には繋がりやすいという思惑はあるとみられるが…。

鈴木哲夫氏) まず自分の争点を探す。13人、全部を聞いてから考えるというのは時間がない。だから自分でまず決めて下さい。例えば、子育てとか介護とか、政治とカネの問題とか。福岡だったら、例えば、副首都なんて話もありますよね。そしてバーッと13人を見ると「この人は、こう言っている」という気づきがあるんですね。そういう有権者が争点を決めるということを。特に人数が多いときにはしてほしいと思いますね。

福岡市長選は11月1日告示、15日投開票の予定だ。
(テレビ西日本)

