水害の軽減を目指す取り組みについてです。長野県上田市の中心市街地を流れる矢出沢川が、県内で初めて「特定都市河川」に指定されたことを受け、流域の水害対策計画をつくる協議会が設立されました。
県上田建設事務所・高野佳敏所長:
「近年、全国各地で豪雨災害が激甚化、頻発化しておりまして、本流域でも流域全体で取り組む浸水対策の重要性が高まっている」
上田市で開かれた矢出沢川流域水害対策協議会の初会合には、県や市の担当者など26人が出席しました。
「矢出沢川」は、上田市の中心市街地を流れ、千曲川に合流する一級河川です。
2010年8月の大雨では、流域の79戸が床上浸水する被害が発生し、近年のゲリラ雷雨でもたびたび浸水被害が発生しています。
こうした状況を受け、県は2026年1月、矢出沢川とその支流の「黄金沢川」を、県内で初めて河川整備だけでは水害を防ぐことが難しい河川を対象とする「特定都市河川」に指定しました。
指定によって流域における水害対策計画の策定が義務付けされます。
協議会では今後、河川整備や雨水の貯留など流域における浸水被害の防止・軽減に向けた取り組みを進め、年度内に計画の素案をまとめたいとしています。
