「鉄道のまち」米子のシンボルが駅前に出現します。
JR米子駅北側広場の再整備に合わせて、市内の公園で保存されていた「蒸気機関車」が移設されることになり、11月中旬から本格的な工事が始まります。
米子市・伊木市長:
「だんだん広場にSLを設置することによって、一層意識的に“鉄道の町”がわかるような街づくりをしていきたい」
米子駅北側広場に移設されるのは「D51形」蒸気機関車。
「デゴイチ」の愛称で親しまれた機関車です。
1939年に製造され、米子など伯備線などで長年活躍しましたが、1973年に廃車となり、現在は米子市の湊山公園で保存展示されています。
ただ、公園が中海の近くにあり、塩害のため、老朽化が著しいことから、よりよい環境で保存するため、市がJR米子駅北側の「だんだん広場」に移設する方針を打ち出しています。
その移設に向けた工事が、11月から始まることになりました。
11月中旬から車両の補修を進めたあと、11月下旬から駅前広場でSLを載せる土台の工事を行う予定です。
移設費用として、市は約8500万円を見込んでいます。
山陰でも早い時期に鉄道が開通し、「山陰鉄道発祥の地」として「鉄道のまち」をまちづくりのシンボルに掲げる米子市。
2年前から、その顔ともいえるJR米子駅北側一帯の再整備事業を進めています。
約12億円をかけ、バスターミナルやタクシー乗り場などの再配置やバリアフリー化、通路への屋根の設置などが進められています。
市は移設される「デゴイチ」を、生まれ変わる駅前のシンボルに位置づけたいとしています。
米子市・伊木市長:
「ビジュアル的に、場所にそれがドーンと配置されるということが非常にインパクトもあると思いますので、多くの皆さんに喜んでもらえる『だんだん広場』になるんじゃないかと、そのように期待をしている」
SL「デゴイチ」の移設工事は2026年度中に完了する見込みです。
