宮城県は、今年4月、申請者からの問い合わせで交付の遅れなどが発覚した精神障害者保健福祉手帳や自立支援医療受給者証について、全ての交付が9月末で完了したと報告しました。
この問題は、今年4月、県の精神保健福祉センターに自立支援医療受給者証の申請者から、交付の遅れを指摘する問い合わせがあったことから発覚したものです。
県の調査の結果、おととしからの2年度分で、精神障害者保健福祉手帳や自立支援医療受給者証に関して、申請書の所在がわからなくなった132件分のほか、処理の遅延があるなどして、あわせて289件分の交付が遅れていました。
県は遅れていた全ての交付について、9月末に完了したことを報告しました。
一方、所在不明の書類については、申請者の住所や氏名、病歴などの個人情報が含まれていますが、漏洩の可能性は低いとみています。
県精神保健福祉センター 小原聡子所長
「(書類を綴ったファイルが)各部屋から捜索しても見つからなかったこと、廃棄処分の時期と重なることから、廃棄された可能性が高いと、県としては整理した」
また、交付の遅れに伴い、税制上の優遇措置や運賃の割引サービスなどをうけられなかったという申し出も91件あり、県は今後も事態の把握に努めるとともに再発防止を徹底していくとしています。
