宮城県内に住む60代の女性が、警察官を名乗る特殊詐欺の手口で、およそ2億2000万円をだまし取られました。
今年5月、県内の60代女性の携帯電話に、クレジットカード会社の職員を名乗る男から「あなた名義のカードで大量の携帯電話が契約されている」と連絡がありました。
女性が身に覚えがないことを伝えると、そのままLINEのビデオ通話へ誘導され、警察官や検察官を名乗る男からも、「あなたに詐欺の容疑がかかっている。無罪を証明するため全ての資産を調べる必要がある」などと言われました。
話を信じた女性は、5月から7月にかけて、およそ40回にわたり、現金およそ2億2000万円を指定された口座に振り込みました。
振り込みを不審に思った銀行から通報を受けた警察は、女性と直接面会し、詐欺の可能性を伝えましたが、女性は犯人グループから「この捜査は秘密で行っている。宮城県警は信用できないから被害届を出さないように」などと言われていたため、その後も振り込みを続けていたということです。
警察官を名乗る特殊詐欺としては、県内で過去2番目の被害額となります。
