大型で猛烈な勢力の台風30号(チャンパー)が、フィリピンの東を西北西へ進んでいる。22日から23日には沖縄の南に達し、先島諸島では瞬間的に40m/sを超える暴風のおそれがある。その後は北寄りか東寄りに進路を変え、週末から来週にかけて西日本へ近づく可能性も出てきた。
中心気圧935hPaの猛烈な勢力
気象庁が20日午後6時45分に発表した実況によると、台風30号はフィリピンの東、北緯16度40分、東経133度50分にあり、西北西へ時速20kmで進んでいる。

中心気圧は935hPa、中心付近の最大風速は55m/s、最大瞬間風速は75m/s、25m/s以上の暴風域は北東側220km、南西側165kmに及ぶ。15m/s以上の強風域は北東側650km、南西側500kmと広い。
21日(水)には、再び猛烈な勢力に発達する予想。21日午後6時には北緯19度10分、東経128度40分に達する見込みで、中心気圧は935hPaと予想されている。
「5m以上のしけ」沖縄では早めの備えを
22日(木)から23日(金)にかけては、沖縄の南に達するとみられる。すでに海上ではうねりが沖縄に到達しており、21日には5m以上のしけとなる見込み。

先島諸島を中心に、21日から風も強まる予想で、台風が最も近づく23日頃には、瞬間的に40m/sを超える暴風が吹き荒れ、外出が危険な荒天となる恐れがある。
沖縄本島地方でも、台風周辺の発達した雨雲が南西諸島にまで広がり、雨が強まる可能性がある。強風や高波、大雨に備えて早めに対策が必要だ。
進路が北寄りから東寄りに…週末の動きに注目
台風30号は北西方向に進んだのち、22日には沖縄の南の海上に、週末には東シナ海に進む予想。
24日午後3時には東シナ海の北緯26度10分、東経122度20分に達する。「強い」勢力に弱まる見込みで、中心気圧は965hPa。25日午後3時には北緯29度40分、東経124度10分で北北東へ進み、中心気圧985hPa、最大風速30m/sと予想されている。

本州付近には前線が停滞するため、台風が離れていても週末から来週にかけて大雨になりやすいと予想されている。
今後の進路や勢力の予測が変わる可能性もある。最新の台風情報をこまめに確認し、早めの備えを心掛ける必要がある。

