高層ビルから上がる黒煙。
ビルの中は瞬く間に真っ赤な炎に包まれました。
窓からはしごを使い、必死に逃げようとする人たちの姿も。
火事があった現場ではビルの窓が割れて中が黒焦げになっていて、周囲には焦げ臭いにおいが残っていました。
大規模な火災が発生したのは、韓国・ソウル中心部の江南地区。
多くの日本人観光客も訪れる繁華街の近くです。
目撃者は「あっという間に火と煙がものすごく激しくなった。鉄製のものが少し崩れて、突然火が出てきた」と話します。
火災は、わずか7分の間に200メートルほど離れた2つのビルで相次ぎ発生。
聯合ニュースによりますと、「誰かが火をつけた」という通報が寄せられていたということです。
最初の火災が起きたのは、ビルの3階。
建物にいた人が窓から身を乗り出し、はしごを使って避難する人たちの姿もありました。
このビルから約60人が自力で避難しましたが、11人がけがをし、2人が重傷です。
さらに約7分後、1件目の現場からわずか200メートルほどの場所にあるビルでも火災が発生しました。
こちらの現場では8人が負傷。
現地の日本大使館によりますと、これまでのところ、日本人の被害は確認されていないということです。
韓国メディアによりますと、警察は連続放火事件とみて捜査していますが、20日午後、行方を追っていた70代の男の身柄を確保したということです。
