大型で非常に強い勢力の台風30号。
今後、本州に影響を及ぼす恐れも出てきました。
樋口康弘気象予報士に今後の進路などについて聞いていきます。
遠藤玲子キャスター:
台風30号は日本の南の海上を西寄りに進んでいますが、このあとの進路はどうなりそうですか?
樋口康弘気象予報士:
進路は19日までと一変しているんです。今の状況を見ますと、今は「非常に強い」勢力なんですが、再び「猛烈な」勢力に発達します。そして、週末にかけて沖縄地方に接近する形をとりそうです。さらにポイントとなるのがこのあとなんです。進路を東寄りに変えて、本州へと向きを変えてくる可能性が出てきているということで、19日よりも注意レベルが上がったという状況です。
遠藤玲子キャスター:
気になるのは本州にどのくらい影響があるかですが、この先どうなりそうでしょうか?
樋口康弘気象予報士:
さまざまな条件で予測した進路をまとめた図、気象庁のアンサンブル予想というものですが、大陸に向かう予測もありますが、それよりも列島に近づいてくる予測のほうが多くなったということなんです。
遠藤玲子キャスター:
19日までと予測がだいぶ変わった印象ですが、本州方面に向きを変えたのはどういう理由なんですか?
樋口康弘気象予報士:
ポイントは高気圧です。19日までの予測だと日本列島を高気圧が覆っていた。ですので、台風の接近を阻んでいたんです。高気圧の縁を回る形で、昨日までの予測だと大陸に向かう流れだったんですけど、最新の予想で高気圧の勢力が弱まってしまったということで、台風が沖縄方面に北上してくる。さらにポイントとなるのが、偏西風が流れているということで、台風が接近すると偏西風、西から東へ流れるということで、本州付近に近づく可能性が高くなったということなんです。
山崎夕貴キャスター:
もし影響があるとすれば、雨への備え、いつごろからすればいいですか?
樋口康弘気象予報士:
雨の予想を詳しく見ていきます。まず23日金曜日ですが、沖縄・石垣地方に最も接近しますので、今すぐの備えをお願いします。そのあと台風の北上とともに秋雨前線がかかってきます。広範囲でのザーザー降り。台風からの湿った空気も入りますので、この週末、太平洋側では大雨に警戒が必要となってきそうです。
