富山県高岡市の公立中学校に夜間侵入し、生徒の上履きの中敷きを盗んだとして、35歳の無職の男が逮捕されました。県内の学校では同様の被害が相次いでおり、警察が関連を調べています。
学校の下駄箱から中敷き4組を窃盗か

建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、高岡市明園町に住む無職の松崎大介容疑者(35)です。
高岡警察署によりますと、松崎容疑者は10月16日夜から17日未明にかけて、高岡市内の公立中学校に侵入し、下駄箱から生徒の上履きの中敷き4組を盗んだ疑いが持たれています。
17日午前4時すぎ、警察官が学校の前で松崎容疑者に職務質問したところ、所持品の中から中敷きが発見されました。松崎容疑者は「学校に侵入し、下駄箱から盗んだ」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、これまでに中学校では侵入のために壊されたとみられる箇所は見つかっておらず、容疑者は施錠されていない場所から校内に侵入した可能性があり、捜査が進められています。
県内の学校で被害が相次ぐ
富山県内では、高校で上履きの中敷きが盗まれる被害が相次いで発生していて、BBTが取材したところ、10月2日時点で被害は少なくとも14校・36件にのぼっていました。なかには接着剤や糸で固定された中敷きを無理やりはぎ取られたケースもありました。
実際に被害にあった生徒は、2日の取材に対し、「今年の1学期に(被害にあった)。ぐちゃぐちゃになって中敷きが無くなっていた。手でガリガリとはぎ取っていった感じ。盗られただけでなく、ものを壊された状態。新しく自分でお金を出して買わなければならない。本当に腹が立つ」と話していました。
学校関係者によると、被害にあった生徒は、部活動で活躍したり、テレビに出演したりするなどして名前がインターネット上に掲載されていた生徒が多いということです。
2日の時点でも被害は高校にとどまらず、小矢部市、射水市、南砺市の中学校と高岡市でも同様の被害が確認されていました。被害が県西部を中心に広がりを見せていて、富山県教育委員会が盗難や不審者に注意するよう各校に呼びかけていました。
警察は今回の事件とのその他の被害との関連を調べを進めています。
(富山テレビ放送)

