八代市の庁舎建設をめぐる汚職事件についてです。16日、この事件をめぐる裁判が初めて開かれました。まず、事件について整理します。
庁舎建設をめぐり、特定のゼネコンに便宜を図った見返りに、現金6000万円を受け取ったあっせん収賄の罪で起訴されているのは成松市議ら3人。
そして、6000万円の賄賂のうち約2000万円をマネーロンダリングした罪で
こちらの4人が起訴されています。
16日始まった裁判はマネーロンダリングした罪に問われているこちらの渡邊被告の初公判です。熊本地裁で開かれた初公判。渡邊被告は、起訴内容を認めました。
起訴されているのは、東京のウェブ制作会社『エクスコネクト』の代表、渡邊 裕人被告(49)です。組織犯罪処罰法違反の罪
起訴状などによりますと、渡邊被告は、八代市の庁舎建設をめぐり、ゼネコンから賄賂6000万円を受け取ったとして起訴されている八代市議の成松 由紀夫被告らと共謀。
このうち約2000万円を今年4月、東京都内で『エクスコネクト』名義の口座に
41回に分けて入金し、いわゆる『マネーロンダリング』をした罪に問われています。
16日の初公判で渡邊被告は、起訴内容を認めました。
冒頭陳述で、検察は「渡邊被告は成松被告らを新横浜駅に車で迎えに行き、渡された現金をジャケットの内側に隠し、コンビニエンスストアのATMで口座に入金。その後、キャッシュカードを成松被告に渡した」と指摘。また、証拠調べでは「入金の明細書から渡邊被告の指紋が出た」と述べました。
裁判は、10月22日に被告人質問などが行われ、11月25日に結審する予定です。
起訴された5人のうち渡邊被告は法廷で起訴内容を認めました。一方で、成松被告ら4人の弁護人によりますと、4人は起訴内容についてこれまで一貫して否認しているということです。
