宮崎県知事選挙は12月10日に告示され、12月27日に投開票が行われます。
県知事選を前に、都城市の池田宜永市長に話を聞きました。
都城市の池田宜永市長が短期的な課題として挙げたのは、物価高への対応です。
(都城市 池田宜永市長)
「目の前の物価高が、宮崎の基幹産業である農林水産業にも影響が出ているし、県民の生活にも影響が出ている。物価高対策当面どうするんだという短期的な課題はある」
中長期的な課題として挙げたのは、南海トラフ巨大地震への備えです。
(都城市 池田宜永市長)
「県は沿岸部の自治体と連携をして必要な対策はしっかりとる。要は、できうる限り、想定されている亡くなる方の数をどうやって減らしていくかということが極めて重要だと思う」
災害対策は「ふだんからの備え」として対応されるため、選挙の際に争点になりにくい面があります。
(都城市 池田宜永市長)
「そこは極めて重要なところで、(災害が)起こってしまった時にどれだけリスクを軽減するかは、復旧、復興というところの状況が変わってくると思いますから。そこも、しっかりと対処する意識を持っているか持っていないかは、大事かなというふうに思う」
池田市長は知事を「扇の要」だと表現します。
県と国、そして市町村と国をつなぐ役割です。災害時こそ、知事が扇の要として国や市町村をつなぐことが復旧・復興のカギにもなるということのようです。
そのためには…
(都城市 池田宜永市長)
「しっかり連携できる、コミュニケーションが取れる。そのためには、人間関係をしっかり築ける資質を持っている人がいいと思っていますけど」
池田市長は「県民には見えにくいかもしれない」とした上で、こう解説します。
(都城市 池田宜永市長)
「国の役所を含めてしっかり話をできるか、実情を伝えられるか、しっかりと話を聞いてもらって、予算をしっかりとれるかというところを含めて、国とも対等に議論できるということはすごく重要だし、そのベースで資質というところで行くと、人間力がしっかりとある人であるかどうかは、人は必ず信頼されますから」
そのうえで次の「知事に成し遂げてほしいこと」は…
(都城市 池田宜永市長)
「東九州自動車道は日南から串間までつながっていない状況もありますし、九州中央道も道半ば。国の予算を獲得できるかにかかっているので、インフラ整備をやっていただく」
人口減少に、物価高、災害への備えも含め、難しいかじ取りが求められる中、宮崎の将来の可能性をどう高めるか、基礎的自治体のトップとしての立場からそのヒントを尋ねました。
(都城市 池田宜永市長)
「持っているものを生かしてその価値をより高めていくのは、一番効果が生まれやすく、一番最短距離。持っている宝をよりどう磨いていくかということが、結果として宮崎県の全体のポテンシャルをあげることになるのかなと思っているので、あと最後は思いかな…」
