松江藩にゆかりのある甲冑にスポットを当てた企画展が、島根・松江市で開かれています。
ハート型…ではなく、「猪の目(いのめ)」と呼ばれる文様です。
松江市の松江歴史館で10月16日から始まった企画展『猪の目が揃う松江藩の甲冑』。
松江藩にゆかりのある甲冑23点が展示されています。
松江藩に仕えた武士は、戦場で敵か味方かを一目で判断できるように甲冑に揃いの「猪の目」を付けていました。
“前進あるのみ”という猪の心意気を表したとされています。
松江藩家老、大橋茂右衛門が着用していた甲冑。
「猪の目」が付いた兜はトンボの姿を模しています。
トンボにも“後ろに下がらない”という思いが込められ、筆頭家臣としての強い覚悟を感じさせます。
また、藩主が身につけた甲冑も展示されていて、「不昧公」の名で大名茶人として知られる松平治郷の甲冑は、紺色の美しい濃淡や華やかな装飾が特徴的で、武具にも文化人としてのこだわりが表れています。
来館者:
大名甲冑は色々な博物館で並ぶが、下級藩士や中級藩士をこれぐらい揃えるのはなかなか機会がないので、いい企画をしていただいた。
この企画展は、松江歴史館で12月13日まで開かれています。
