手続きミスにより大阪府の中高生8人が陸上の全国大会に出場できなくなっている問題で、大阪中学校体育連盟が日本スポーツ仲裁機構への緊急仲裁の申し立てを取り下げました。
大阪中体連は今月23日から三重県で開かれる「JOCジュニアオリンピックカップU16陸上競技会」エントリーの締め切り日を担当者が誤認し、期限内に申し込みを完了できませんでした。
この手続きのミスによって、大阪府代表の中高生8人は大会に出場できない事態となっていて、大阪中体連は日本スポーツ仲裁機構に対し、主催者側に追加エントリーを求める緊急仲裁を申し立てていました。
しかし、きのう(15日)、中体連は緊急仲裁の申し立てを取り下げ、きょう(16日)主催者側が同意し緊急仲裁が終了しました。
大阪中体連によりますと、選手の保護者側から「取り下げてほしい」との意向があったということです。
取り下げの理由について、大阪中体連は「子供たちの心身への影響を最優先に考えた」としています。
取材に対し「今回の件は、我々のミスで始まったこと。この間、保護者や選手に迷惑をかけたことは申し訳ない、これで終わりではなく、子供たちや保護者の意向をうかがいながら対応を進めていきます」とコメントしました。
取り下げを受け、大阪府の吉村知事は「生徒が何の落ち度もないのに大会に参加できないのは残念。ぜひ参加する道が開けたらと思っています。日本スポーツ仲裁機構への取り下げがあったと報告受けたが、参加したい強い思いがあると思う。大人のプロセスのなかで起きているので、子どもたちには挑戦の機会を与えてほしいと思う、その思いは今も変わりません」と述べました。
