「御堂筋」を全面的に歩行者天国とする案の実現に向け、大阪市の横山英幸市長は15日の会見で、「堺筋や松屋町筋のように、基本一方通行になっているものは、そのままでいいのか」と発言。
御堂筋の交通量を迂回させる道路として、周辺で「北向き一方通行」となっている「堺筋」や「南向き一方通行」となっている「松屋町筋」を相互通行にする考えがあることを示しました。
■フランス・パリの「シャンゼリゼ通り」と「姉妹ストリート提携」
「御堂筋」は2027年、完成から90周年を迎え、10月にはフランス・パリの「シャンゼリゼ通り」と「人中心の通りの実現に向けた道路空間の再編や魅力の創出」に向け、「姉妹ストリート提携」を結びました。
さらに完成から100年となる2037年には、大阪市は御堂筋を全面的に歩行者天国にする方針です。
大阪市の横山市長は15日の定例記者会見で、「90周年に向けてビジョンを作っていかないといけないタイミングにある」と言及。
交通量が集中している御堂筋の「歩行者天国」化を進めている中で、交通量を周辺の道路にどのように分散させていくか、次のように考えを述べました。
【横山市長】「(御堂筋周辺には)筋(南北に走る道路)以外にも通(東西に走る道路)もあり、通と筋の交通をどうしていくか。
堺筋や松屋町筋のように基本一方通行になっているものはそのままでいいのか。社会実験やデータをを積み重ねながら目指すべきフルモール化(全面「歩行者天国」化)に向けて着実に進めていきたい」
■横山市長「シャンゼリゼのエッセンス」を取り入れていく考えも示す
大阪市では来月6日から8日に御堂筋の一部区間を車線規制し、産学官連携でのイベントを開催する予定で、市によると「交通社会実験の側面もある」ということです。
横山市長は先週、シャンゼリゼ通りを視察していて、テラスや劇場など歩き疲れた際に休めるスポットがあった点を挙げ、「シャンゼリゼのエッセンス」を取り入れていく考えも示しました。
