福島県会津若松市の水道水で異臭が発生し、市が対応にあたっている。
会津若松市によると、異臭が発生しているのは市内にある東山浄水場から配水している約60地区の水道水で、10月5日ごろから「水からにおいがする」などと苦情が寄せられるようになった。
市の調査の結果、においの原因となっているのは、浄水処理を行う前の水に自然発生した「2-メチルイソボルネオール」という物質だという。
「2-メチルイソボルネオール」は一般的に、湖沼などで藍藻類が生成するカビ臭の原因物質とされている。
市によると、人体には無害だという。
市は、浄水処理前の水に、においを除去するための活性炭を混ぜ込む処理をし、検査体制も強化するなど対応にあたっているが、現時点で解消の見通しは立っていない。
においは煮沸することで取れるといい、市はにおいが気になる場合には煮沸して飲用することや、煮沸すると塩素が抜け雑菌が繁殖しやすいため早めに使うことなどを呼び掛けている。
