本格的な秋を迎え、クマの活動が活発になっています。秋田県内では2025年、列車とクマが衝突する事故が相次ぎ、運行に影響を及ぼしました。15日、北秋田市のJR鷹ノ巣駅の構内にクマが出没したことを想定し、関係者が緊急銃猟の訓練に臨みました。
北秋田市のJR鷹ノ巣駅で行われた訓練には、市や警察、猟友会などの関係者が参加しました。
JR東日本秋田事業本部の管内では、2025年に列車がクマと衝突する事故が51件発生し、2026年は6月に事故が起きています。
訓練は、駅構内で列車と子グマが衝突し、親グマが線路脇の林に隠れているという想定で行われました。
JRの社員はクマを見つけた後、指令に連絡。その後、速やかに乗客を駅舎内に誘導します。
乗客の安全を確保した後は、ドローンを飛ばして親グマの位置を確認します。
親グマの場所を特定したら、猟友会が安全にクマを捕獲する方法を検討します。
今回の訓練は、親グマがいる林の背後に住宅があるため、緊急性が高く、緊急銃猟を実施するという判断になりました。
緊急銃猟の許可を得て、猟友会が捕獲に向かい、銃を撃つまでの流れを確認しました。
JR東日本秋田事業本部・金剛史さん:
「地域の中心の駅という立場と立地である以上、JR単独ではできないことがかなりある。緊急銃猟においては、市や行政の判断が必要になってくるので、JR単独ではなく、地域と協力して訓練をやることに意義があったと感じている」
JR東日本秋田事業本部は、今後も今回のような訓練を継続していきたいとしています。
