高圧ガスの輸送中に事故が起きて強い毒性を持つ塩素ガスが洩れた想定で、迅速かつ的確に対応するための訓練が富山県射水市で行われました。
これは富山県と県高圧ガス地域防災協議会が毎年行っているもので、訓練には警察や消防化学薬品会社の関係者など約200人が参加しました。
訓練は消毒や殺菌などに使われる強い毒性を持つ工業用液化塩素を運ぶタンクローリーとトラックが衝突し、塩素ガスが漏えいしたとの想定で行われました。
はじめに消防隊が出動し、現状を確認した後、薬品処理を行う化学薬品会社の防災隊がガスの吸引や石灰散布による中和処理などを行い、塩素ガスの拡散を防ぐための手順を確認していました。
*県高圧ガス地域防災協議会 東孤光俊副会長
「(事故が)起こると影響が大きい影響を少なくするためにも訓練が必要。何が起こった時でも迅速に正確に対処できるように」
県内では直近6年間、高圧ガスの輸送中の事故は起きていませんが、全国では年間平均22件発生しています。
会場では、LPガスのボンベを運ぶ配送車が、事故でガス漏れが発生した想定でも訓練が行われ、ガスの特性による対応の違いや危険性について理解を深めていました。
