夜の福島県磐梯町、不気味な雰囲気漂う場所に行列ができていた。建物の中は赤い光に照らされ、人形や石像が異様な雰囲気を放つ。
10月10日に磐梯山慧日寺資料館で行われた夜間特別会館。現在、開催中の企画展にも関係があった。
その姿に足は無く…恨みからか歪んだ表情を浮かべているのは絵の中の幽霊たち。この企画展は、会津地方の寺に伝わる幽霊画を絵にまつわる怪談などと共に紹介している。
訪れた人からは「すごく怖がりだけど、見たがりで。ちょっと興味を持ちました」「怖さ不気味さだけでなくて、生前を物語る何かが背後に描かれてるように感じられた」などの声が聞かれた。
幽霊画には、悲しく儚い末路を辿ったものへの供養、魔除けや厄除けの意味合いなどが込められているという。
磐梯山慧日寺資料館の白岩賢一郎館長は「幽霊画の描かれた背景は、一義的なものでなくて色々なものがありますから、ぜひじっくり目を合わせてみていただければ」と語った。
この日は、黒装束に身を包んだスタッフが徘徊するイベントもあり、訪れた人たちは少し怯えながらも展示を楽しんでいた。
企画展「彼岸と此岸のはざまから~会津の寺蔵幽霊画総覧~」
【期間】~11月3日まで 午前9時~午後5時
【観覧料】一般・大学生 500円
※10月24日、31日、11月1日は、営業時間を午後7時まで延長
※ライトアップは10月10日のみ
