いま、街の至るところで「カメムシ」が増えています。
できれば避けたい緑の“厄介者”。今できる対策を取材しました。
「上から降ってきて『キモっ!』てなったっす」
「恐怖ですよね」
「だめー!ダメやな」
と、街の人も悲鳴を上げる「カメムシ」が増えています。
マイカーについたカメムシを見つけた記者は「う~わ、きょうもおるやん」と落胆。
家で見つけてしまった記者は「くさっ!」と臭いにやられてしまいました。
この3連休、関西各地にも現れました。
10日、兵庫県高砂市で行われた祭りでは、大量のカメムシがライトの光に引き寄せられていました。
また今月、「病害虫発生予察警報」が発表された静岡県では、ライトの周りをカメムシが飛び回り、床にも大量のカメムシが。ほぼ一面、カメムシに覆いつくされた場所もあります。
■カメムシ「今年は“多い”と予想されていた」 害虫駆除の“プロ”が分析
街の人も生活圏に現れるカメムシに手を焼いているようで…
【街の人】「(カメムシが)ベランダにいて毎日洗濯物について入ってくるんですよ。殺虫剤でやってもなかなか死なないですよね」
【街の人】「去年よりは多いですよね。もうあきらめてます」
害虫駆除を担う会社に勤める大野竜徳さんは、今年のカメムシの傾向についてこう分析します。
【東洋産業・大野竜徳さん】「ことしは冬が暖かくて春からカメムシが多いと予想されていた。雨も多くてカメムシが育つのにはつらい環境もあったんですけども、やはり数が多かった」
■3年前にも“大量発生” ことしも関西の人気スポットに出現
関西では3年前にもカメムシが大量発生。
そのときは、神戸のシンボル「BE KOBE(ビー・コウベ)」のモニュメントにもカメムシがついていましたが、先週取材班が見に行ってみると…
【記者】「先ほどから観光客の方がモニュメントの前で写真撮影をしているのですが、よく見るとカメムシが集まって来ています」
今年も光に引き寄せられたたくさんのカメムシが「KOBE」の文字の上を歩き回っていました。
さらにカメムシは大阪の繁華街・ミナミにも出現。
【記者】「千日前商店街のすぐ近くの通りですが、上を見上げますとカメムシが何匹かついているのが確認できます」
東洋産業の大野さんによると、ことしは3年前に比べるとその数は少ないということですが、それでもあちこちで私たちを悩ませる存在になっています。
■すみ着いて“越冬”する恐れも 窓の桟などに要注意
「ピークを過ぎるまで我慢すれば…」と思いがちですが、対策をしないと気づかぬうちにカメムシの「冬の宿」に選ばれてしまうリスクもあるというのです。
【東洋産業・大野竜徳さん】「この時期、越冬のために暖かいところを求めて家に来て集まってきます。
(カメムシがすみ着くのは)ちょっと寒いけど、寒くなりきらないところ、一番多いのは窓の桟、いい隙間がある。家の中で言うと、カーテン」
カメムシを家にすみ着かせないためには、「集まらせない」工夫が必要だといいます。
【東洋産業・大野竜徳さん】「カメムシが家で越冬するときは、臭いで仲間を呼び寄せてしまいます。カーテンをパタパタするだけでも、臭いも飛んで(消えて)いくので(越冬を)減らすことができます。
落ち着けない環境を作ることが一番(重要)です」
(関西テレビ「newsランナー」 2026年10月12日放送)
