10月9日、福島県楢葉町の木戸川に作られたのは、遡上するサケの進路をふさぎ、追い込んで捕獲する「簗場(やなば)」。
今年は長雨などにより川の増水が続いたため、例年より10日ほど遅れて作られた。
木戸川のサケ漁は、かつて年間10万匹以上の水揚げを誇ったが、原発事故で一時休止し2015年から再開。稚魚を放流できない時期があったことや海水温の上昇などで、ここ数年不漁が続いていて、去年は1950年以降最も少ない25匹だった。
今年は4年前に放流した約350万匹の稚魚が川に戻るタイミングということで、期待を寄せている。
木戸川漁業協同組合鮭ふ化場の鈴木謙太郎場長は「震災前は今頃、川の底が見えないぐらいサケが多かった。またそういう風景が戻るといい。新鮮なサケやイクラを皆さんが期待してるので、それに応えられるように頑張りたい」と話した。
サケ漁は10月下旬から本格的に始まる見込み。
