簗農水大臣による“予算カット発言”の波紋が広がっています。
9日もフジテレビ政治部・木村祐太官邸キャップとお伝えします。
―― 国会では3日連続で、9日も簗農水大臣を巡って野党の追及が続いていますが、新たな動きはありましたか?
木村祐太官邸キャップ:
簗大臣は9日朝、自民党の農業関係の会合に出席したんですが、身内の議員から叱責される場面がありました。映像を見ると、マイクを握り挨拶をしている簗大臣の様子が映っています。このあと、いったんは拍手に包まれたんですが、ここで突然、鈴木宗男議員が手をあげ、謝罪がなかったとして、激怒したんです。
自民党・鈴木宗男参院議員:
あなたはいま耳目を集めているわけだ。まず冒頭に、お騒がせしていますだとか、しっかり説明責任を果たしてやっていきますとか、挨拶があってしかるべきではないかな。人としての矜持(きょうじ)が問われているんだよ!
簗農水大臣:
大変失礼しました。
木村祐太官邸キャップ:
このあと、出席者からは「がんばれ!」という声もあがりましたが、党内の空気は凍り付きました。
一方の国会ですが、野党議員が「簗大臣の続投が妥当だと判断した理由」を問いただすと、高市総理は「“説明責任を果たした上で”、人一倍働いてほしいと考えた」と述べました。この発言を受け、与党内では、あくまで続投は今後の説明次第で「条件つき」との見方が広がっています。
山崎夕貴キャスター:
一方で、政府は9日、食料品の消費税減税法案を閣議決定しました。財源などの課題もありますが、高市総理はどんな説明をしたんでしょうか?
木村祐太官邸キャップ:
野党議員から、消費税の引き下げ分がどの程度食料品の価格に反映されるのかを問われ、高市総理は「消費税の税率引き下げ分については、基本的には価格に反映されるものと認識をしております。
」と答えました。そして、国民1人あたりの負担軽減額について、年間3万6000円になると説明し、財源については、今後「確実に示す」と強調しました。
一方、財源の確保をめぐっては9日、総理官邸で、基金や補助金の見直しに関する重要な会議が開かれました。この場では、片山財務大臣が、これまでの各省庁の自主的な見直しが不十分だったと不満を述べ、「ギアを上げて取り組む必要がある」と呼びかけていて、どの程度の財源を捻出できるか、今後注目です。
