ウクライナ東部のドネツク州で、8日、路線バスがロシア軍の攻撃を受け、51人が死傷しました。
ウクライナでは7日も28人が死亡していて、 民間人の犠牲が相次いでいます。
ウクライナ非常事態庁などによりますと、東部ドネツク州クラマトルスク市で8日、乗客を乗せた路線バスがロシア軍の滑空爆弾による攻撃を受けました。
この攻撃でバス2台などが炎上し、33人が死亡、18人が負傷しました。
近郊のビレンケでも攻撃があり、3人が死亡しました。
ドネツク州当局は「ロシア側は民間人を狙って攻撃している」と非難し、クラマトルスクとスロビャンスクの両市で、公共交通機関の運行停止を指示しました。
クラマトルスク市と隣接するスロビャンスク市は、ウクライナ軍が防衛拠点を連ねる要塞地帯の一部で、ドネツク州全域の掌握を目指すロシア軍が制圧を狙っています。
プーチン大統領は9月1日、ロシア軍が「スロビャンスク、クラマトルスクの東側の郊外に近づいている」と述べ、両市への進軍を強調していました。
また、首都キーウでも8日、ロシア軍のドローン攻撃があり3人が死亡、14人が負傷しました。
7日にはウクライナ全土で28人が死亡するなど民間人への攻撃が相次いでいて、ゼレンスキー大統領は「このような残虐な攻撃の後も、ロシアは各地への攻撃を続けた」と非難し、支援国に迎撃兵器や弾薬の供給などを求めました。
