国会では参議院でも各党の代表質問が始まり、簗農林水産大臣は「予算カット」発言をめぐる野党の追及に辞任しない姿勢を示しました。
地元自治体に対する「道路予算カット」発言で渦中の簗農水大臣、野党議員の追及に初めて直接答えました。
立憲民主党・田名部幹事長:
簗大臣(発言の)撤回・謝罪だけで済むとお考えか。
簗農水大臣:
自らを律し、職務の遂行に全力を尽くしてまいります。
国民民主党・玉木代表:
なぜ予算をカットしたと自分の手柄のように語ったのか。(国土交通省に)減額を働きかけた事実はないのか。
簗農水大臣:
(会合の)参加者のお気持ちに応えようという思いから事実と異なる発言をしてしまった。減額を求めた事実はありません。
辞任しない姿勢を示し「予算カット」を求めた事実はないと主張した簗大臣。
任命責任を問われた高市総理大臣は「私自身、その発言は不適切だと考えたので厳しく注意した。もとより、大臣の任命責任は私にあるが、政治家の発言については、まず本人が適切に説明をすることが重要であり、しっかりと説明した上で襟を正して職責を全うしてほしいと考えている。とにかく働いて仕事で返せと言っている」と述べました。
続投させる考えを示しましたが、簗大臣をめぐっては新たな指摘が。
簗大臣が過去の衆院選の期間中に自身の支援者を演説会場までシャトルバスで無料送迎したことが、公職選挙法に抵触する可能性があると一部週刊誌で報じられました。
これに対し簗大臣は7日、「(Q. 選挙期間中に有権者をシャトルバスで送迎していた旨の報道出ているが?)法令に従い適正に処理している」と述べました。
一方、野党側は。
立憲民主党・斎藤国対委員長:
限りなくグレーに近い部分があるのかなと。早期に大臣という職を退かれることを強く求めたい。
立憲民主党の斎藤国会対策委員長は「簗大臣のもとで審議は困難だ」とまで話していて、消費税など重要法案の審議への影響に懸念も出ています。
ある閣僚経験者は「きのうとは情勢が変わった。こうした問題が次々に出てくればいつまで持つのかわからない」と話していて、事態の収束は見通せない状況です。
