ノーベル化学賞の受賞が決まった、東京理科大学名誉教授の硤合憲三さん。
一夜明け、祝福の声とともにその人柄が見えてきました。
2026年のノーベル化学賞に選ばれた硤合憲三さん、76歳。
化学反応によって生まれた物質が触媒となり、同じ性質の物質を増やしていく特殊な反応を世界で初めて発見しました。
ノーベル化学賞受賞決定・硤合憲三さん:
近所のスーパーマーケットに食材を買いに出かけていて、そこで電話をもらって受賞するとお聞きした。
スーパーで買い物をしている最中に受賞の知らせを受けた硤合さん。
発表から一夜明け、自転車で今日も買い物へ。
ノーベル化学賞受賞決定・硤合憲三さん:
その辺買い物に。(Q. 受賞した実感は?)実感というか、ちょっとまだはっきりしない。
一日たっても実感がわかないということですが、硤合さんが名誉教授を務める東京理科大学では、学生たちから盛大な出迎えを受け花束も。
声を詰まらせながら、「学生諸君・教員のメンバーと共に一生懸命やって、いい学生諸君と巡り合えたことが研究を進める上で非常に幸運だった。(学生の)みなさん、自信を持って研究してほしい」と、感謝を口にしました。
学生も「ノーベル化学賞おめでとうございます。先生を見習って色々と勉強・研究をがんばっていこうと思う」「いつも硤合先生が開発した反応の研究を行っているので、やっぱり尊敬できる方だなと思いまして、背中を見習いたい」と研究への意欲を高めていました。
広島県出身で東京大学を卒業。
大学院で博士号を取得し、研究に向き合い続けた硤合さん。
広島大学附属高校時代の同級生は、当時の印象を真面目で一生懸命だったと振り返ります。
高校時代の同級生・岡田勝己さん:
真面目な人で間違ったことは原則しない。体育の時間に剣道をやる時間があったが、その時僕は硤合君と当たるのが嫌だった、真面目にぶんぶん振り回してくるから。手抜きを知らない人だと思った。何でも一生懸命やる、全力を尽くすことが分かった。今度帰ってきた時に聞いてみないといけないですね、ノーベル賞の感想は。
ノーベル化学賞の授賞式はスウェーデンのストックホルムで現地時間の12月10日に開かれます。
