ウクライナでは7日、ロシア軍による大規模攻撃などが相次ぎ、少なくとも28人が死亡し、100人が負傷しました。
ゼレンスキー大統領は、7日がプーチン大統領の誕生日であることから、ロシア軍からの「贈り物」だと非難しました。
ウクライナ当局などによりますと、6日夜から7日にかけて、首都キーウや北部チェルニヒウ州などがロシア軍の攻撃を受け、子ども5人を含む28人が死亡し、100人が負傷しました。
攻撃には弾道ミサイルを含む70発のミサイルやドローンが使用されたということです。
また、ウクライナの送電会社はエネルギー関連施設への攻撃でチェルニヒウ州など5州で停電が発生したと発表しました。
ゼレンスキー大統領は今回の攻撃について「主要な標的の一つはエネルギー施設だった」と指摘し、ミサイルの一部しか迎撃できなかったとして、「ロシアの弾道ミサイルが依然として最大の課題だ」と述べました。
また、7日がプーチン大統領の74歳の誕生日だったことに触れ、「ロシア軍はプーチン氏への『贈り物』として住宅を破壊した」と非難しました。
一方、ロシア国防省は、キーウ市とキーウ州など6州で、巡航ミサイルやドローンの製造・保管に関わる軍需産業施設に「大規模な攻撃を行った」と発表しました。
オデーサ州の港湾施設や船舶も攻撃したとしています。
今回の攻撃に先立ち、ゼレンスキー氏は、ロイター通信のインタビューで、ウクライナの情報機関がロシアの新たな攻撃方針を示す文書を入手したと明らかにしました。
ゼレンスキー氏によると、プーチン大統領は冬の到来を前に、学校や病院など、より幅広い民間施設への攻撃を認めたということです。
ゼレンスキー氏は、「首都や各地の都市から立ち去るよう住民に圧力をかける。これが作戦の目的だ」と指摘しています。
