福島県いわき市のアンダーパスで1人が亡くなった冠水事故から10月7日で1ヵ月。再発防止に向けて地区の住民たちが意見をまとめる。
アンダーパスの冠水事故から1ヵ月が経った。7日も車の通行量は多いが、大雨時に事前通行止めを知らせる看板の設置など対策が進んでいる。
9月7日、いわき市鹿島町米田のアンダーパスでは大雨で2台の車が水没し、60代の女性が死亡した。
「非常に残念に思っております。最初に通行止め、これを敏感にやっていただきたいのが第一だったと確信しております」
このアンダーパスがある米田(こもだ)区で代理区長を務める大滝忠幸(おおたきただゆき)さん。10月11日、再発防止に向け住民で意見交換会を行う予定だ。
大滝さんは「今後どのような方法でもって、こういう事故のないようなことを皆さんに通知徹底するか、皆さんに(防災)意識の高揚を図りたいと思っております」という。
二度とこの場所で犠牲を出さないために。取りまとめた要望を今後、市に提出する。大滝さんは「災害あってからって遅いんですよね。自動的にセンサーでもって、遮断できるような、通行止め出来るような方法をとっていただければ幸いかと思っております」と話した。
一方、国土交通省は10月6日、冠水の危険度に応じて、全国のアンダーパスを4段階に分類し、最もリスクの高い箇所では遮断機を設置するなどのガイドラインをまとめた。
また、いわき市では対策チームを発足し、来年3月中旬までに最終報告を取りまとめる予定で国や行政、地域が連携して安全対策を進めていく。
