10月25日投票の福島県知事選挙で、郡山市の選挙管理委員会は有権者に向け新たな取り組みを始めた。
■投票所の入場券を世帯ごとに
郡山市選挙管理委員会が作成した投票所の入場券。投票率アップの切り札として初めて導入された。これまで郡山市では、有権者一人につき1枚投票所の入場券を印刷し郵送していた。それが今回から世帯ごとに1通にまとめて郵送する方式に変更、最大6人分の家族の名前を1通に記載し、一括して届ける。
郡山市選挙管理委員会の塚原正宏さんは「投票の際にはご自分の分の入場券を切り取り線に沿って切り取って頂いて、ご自分の入場券をお持ちいただいて投票頂くという形となっております」という。
■投票率アップへ期待
入場券を見直した一番の狙いは「投票率の向上」だ。4年前の県知事選挙の郡山市の投票率は37.44%と県全体の42.58%を下回った。
市の選挙管理委員会では、家族で選挙を話題にし、特に若い世代が政治や選挙に関心を持つきっかけになればと期待している。
郡山市選挙管理委員会・片平力也事務局長は「投票所の入場券が来たよと、誰に投票するか決まっているのとかそういう話をご家庭でして頂いて、一人でも多くの若い人が投票に来て頂ければと思っております」と話す。
■経費削減も
今回、郵送した入場券は14万4000通、今年2月の衆議院選挙から11万6000通減り経費も300万円の削減となる。
投票率アップとコスト削減の一石二鳥となるか。郡山市にとってはいつも以上に有権者の動向が気になる選挙戦となる。
