また、事件・事故の対応で調理の時間が取れないときや天候が悪く大時化のときでも、「お麩と乾燥わかめのみそ汁」などは、包丁を使わずパッと作れるため、代々受け継がれている知恵と工夫として、今でも海上保安庁で重宝されています。この経験から、秋から冬にかけての防災食を考えたとき、「みそ汁」はとても便利で心強い存在だと気づき、わが家の防災備蓄に欠かせない一品となったのです。
実際に被災してから気づいたのですが、災害時の生活は、船での長期航海と驚くほど似ています。海上にはスーパーはなく、一度出港するとどこかに寄港することもできないので、欲しいものがすぐに手に入らない。水や食料の在庫、また行動範囲もごく限られているためストレスが多くて体調管理が難しい。
包丁いらずの優秀な具材8選
そこで、包丁を使わずに「みそ汁」の具にできる食材を普段から買っておくと、毎日のみそ汁にも使えるのはもちろん、自然とローリングストック(買って・食べて・買い足して)に。災害時にはインスタントのみそ汁の具として使うこともできますし、普段から使うことで、料理の時短になるだけでなく、自然と災害時の予行練習にもなります。
(1)カットねぎ
(2)乾燥わかめ
(3)豆腐
(4)切り干し大根
(5)乾燥寒天(サラダ用)
(6)海苔
(7)コーン
(8)サバの水煮など
ちょい足しアレンジ食材6選
ちょっと「みそ汁」に入れるだけで、旨味や風味が変わる食材もおすすめ。「防災食」というと、なんだか真面目で堅いイメージがありますが、子ども達と「好きな味を見つけよう!」と、色々な食材を足して味を変えてみると、楽しみながら好みの味を見つけることができますよ。
(1)すりゴマ
(2)チーズ
(3)豆乳
(4)天かす
(5)バター
(6)柚子胡椒など
川崎家のお気に入りの組み合わせ
川崎家のお気に入りの組み合わせはコチラ!
(1)豆腐・カットねぎ・すりごま
食欲の秋でついつい食べ過ぎてしまった次の日にピッタリの、高たんぱく低カロリーな包丁いらずのみそ汁です。
(2)切り干し大根・コーン・バター
魚の塩焼きなど、さっぱりしたおかずがメインの日は、歯ごたえのいい切り干し大根とプチプチ食感のコーンの組み合わせに、バターを加えてこってりめのみそ汁にしています。

