9月28日、熊本市の事務所で発生した強盗致傷事件で逮捕された男2人の身柄がきょう、熊本地検に送られました。また、被害にあった女性が覆面を付けた男から結束バンドで手首を縛られそうになっていたことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
【渕上 洋平 カメラマン】
「成田容疑者を乗せた車両がこれから八代署を出発します。身柄が検察庁に送られます」
逮捕・送検されたのは、熊本市東区尾ノ上に住む成田大介容疑者(30)と住所・職業ともに不詳の男(19)です。
2人は9月28日午前11時前、熊本市中央区帯山にある会社事務所に侵入。事務所にいた女性(75)に対し「警察に言ったらひどいことをするぞ」などと脅し、女性の顔を拳で殴って、全治約2週間のけがを負わせ、金品を奪おうとした疑いできのう逮捕されました。
警察は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていません。捜査関係者によりますと、女性は実行役の男(19)から殴られたあと、結束バンドで手首を縛られそうになったということです。女性が抵抗したことで男は住宅街に逃走したとみられています。
被害女性はTKUの取材に「逮捕されて一安心だが、まだ不安だ」と話しています。
また、現場周辺では安どの声が聞かれました。
【現場周辺で働く人】
「事件当時、ちょうど現場を通りかかった。女性が出てきて、血だらけだった。今はやりの〈トクリュウ〉かな。安心だけど、こんな所で(事件が)あるかと…」
【近隣住民】
「すぐ捕まったから良かった。安心している」
これまでの調べで成田容疑者は、事件直前まで19歳の男と行動を共にしていたとみられていて、警察は、匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる『トクリュウ』の可能性も視野に調べを進めています。
