千葉市で55歳の男性が刃物で襲われた事件で、隣の家に住む49歳の男が逮捕された。
過去にも近所の住民とトラブルを起こしていたという男。一体何があったのか――。
洗車中に突然切りつけられ…隣人の男を緊急逮捕
2日、複数の捜査員が集まっていたのは千葉市若葉区の住宅。

木が生い茂るこの家の住人が、隣に住む男性を刃物で殺害しようとした疑いで逮捕された、自称・無職の篠原幹夫容疑者(49)だ。

事件は1日午後4時半前に寄せられた、「夫が隣人にナイフで切りつけられた」という119番通報で明らかになった。

被害に遭ったのは55歳の男性。
自宅前で洗車していたところ、隣に住む篠原容疑者により、後頭部を刃物で複数回切り付けられたとみられている。

男性は首から血を流した状態で病院に搬送された。
現場近くに住む女性は、事件発生直後に夫を助けようとする妻の様子を目撃したという。

近隣住民:
外で大声がしたので気になって出てみたら、(被害男性の)奥さんが家の中、出たり入ったり。救急車を呼んでいて、そこに被害男性が首を押さえて倒れてうずくまっている状態。

警察の聞き取りに対し、被害男性の妻は「リビングにいたところ、夫に呼ばれていったら夫が倒れていた。『隣人に首を切られた』と言っている」と状況を説明したという。
この話をもとに、警察は被害男性宅の隣にある篠原容疑者の自宅を訪ねたところ、応答はなかったという。

しかし、事件発生から2時間ほどたった午後6時半前、篠原容疑者が家から出てきたことから、緊急逮捕した。
「水かけられた」「怒鳴られた」近隣トラブルも
幼いころから、この家に住んでいるという篠原容疑者。
いつからか近隣住民とトラブルを起こすようになったという。

近隣住民:
向こう(篠原容疑者)が一方的に(被害男性の)車にバケツで水をかけたり。隣だけじゃなく、周りの人も(篠原容疑者から)夜中に怒鳴られたり、文句言われたりというのはあって、「どうにかならないかね」と話はしていた。私が(篠原容疑者から)直接されたのは、すれ違いざまにせき払いをやったら、(篠原容疑者に)「おいおい」と追いかけられて、「今せきしたろ」「これは侮辱罪だぞ訴えてやる」とあって、怖いと思った。

別の住民は、「篠原容疑者が夜、辺りを徘徊し、近隣住宅の水道栓を勝手に操作したこともある」などと話している。

警察の調べに、篠原容疑者は「殺そうと思い、刃物で被害者の首辺りを切りつけました」「自宅にあったサバイバルナイフを使った」と話し、容疑を認めているということだ。

警察は、犯行に使われたとみられる刃渡り20cmほどの刃物を押収するとともに、事件が起きた詳しいいきさつを調べている。
(「イット!」10月2日放送より)

