岩手県の一般職トップにあたる千葉幸也企画理事(60)が出張中、予定にない野球観戦などをして懲戒処分を受けた問題について、10月1日の県議会一般質問で議員が実態を厳しく追及し、千葉氏は「軽率だった」と陳謝しました。
県の一般職トップにあたる千葉幸也企画理事、2024年から2026年2月までの間、出張先で勤務時間中に、予定にない甲子園での高校野球観戦や飲酒などの行動を5回繰り返したとして、8月に戒告処分を受けました。
1日に開かれた県議会の一般質問では、自民党の岩崎友一議員が出張の実態を厳しく追及、千葉氏に対し、甲子園や動物園など予定にない訪問先への移動費を自己負担したとして、その理由を問いただしました。
自民党 岩崎友一議員
「移動に要した経費を自分で支払ったというのは、自ら公務ではないと認めている証拠だと思うが、千葉企画理事に答弁を求めたい」
千葉氏は軽率な行いだったとして陳謝しました。
県 千葉幸也企画理事
「今にして思えばそれがいかに軽率だったか、思慮が足りなかったものと反省している。県民の皆さまに深く心からおわび申し上げる」
一方で、自己負担した訪問先が公務外にあたるのかどうかについては明言しませんでした。
また、岩崎議員は出張内容を報告する「復命書」の記載が事実関係と異なると指摘、大阪府の複合施設の視察について、千葉氏はこれまで「外観のみ視察した」と説明していたものの、復命書では「館内を見学した」と記されていたといいます。
自民党 岩崎友一議員
「部下に命じて虚偽の復命書を作成・報告させ自ら決裁したのであれば、非常に悪質」
これについて千葉氏は、記載に不備があったと認めたものの、故意に虚偽の文書を作成したかどうかは言及しませんでした。
県 千葉幸也企画理事
「(書類に)私が視察した外観などの復命を追記すべきだったと認識している。これも軽率な行為だった申し訳ございません」
千葉氏を巡っては、この問題とは別に職員へのパワハラ疑惑についても外部の弁護士による調査が進められています。
