岩手県北上市が開学を目指す市立大学について、市議会は10月1日の本会議で建設候補地を決めるための関連予算案が可決されました。
北上市議会では1日、市が提出した市立大学に関連する費用、約600万円の補正予算案について採決が行われました。
起立採決の結果、賛成14人、反対11人で補正予算案は可決されました。
この600万円は、市立大学の建設候補地を絞り込むための業務委託料などです。
利便性や周囲の環境など専門機関の評価を受けて、10ヵ所程度を候補地とする予定だということです。
市立大学を巡っては、当初の基本構想で中心市街地の再開発事業に関連していたことなどから2025年10月、基本計画策定のための予算案が市議会で否決されていました。
これを受け、市は2026年8月に基本構想を改訂し、建設場所を特定せず、改めて候補地を検討する方針を示していました。
また開学の時期も当初の予定から2年遅れの2032年4月をめどとしています。
一方、整備費について市は、物価上昇などを踏まえ、2025年10月時点の約135億円から182億円になると試算しています。
予算案が可決されたことから市は、年内(2026年)にも候補地の調査を行い、市民参加のワークショップと有識者による選定会議を開く予定です。
可決を受けて八重樫浩文市長は「まだまだ市民・議会に対する説明責任をしっかり果たして、さらに賛同が得られるように進めていきたい」とコメントしています。
