天皇皇后両陛下は、7月に発生した熊本地震の被災者を見舞うため30日、八代市などを訪問されています。
両陛下は犠牲者を悼み被災地で黙礼されたほか、今も避難を余儀なくされている被災者を見舞われました。
天皇皇后両陛下が乗られた特別機は午前11時半前、熊本空港に到着。
展望デッキには多くの人が駆けつけました。
両陛下が揃って熊本を訪問されるのは、皇太子・皇太子妃時代の1999年以来、27年ぶりです。
両陛下は空港で木村知事から、熊本地震の被災状況について説明を受けた後、午後1時過ぎ陸上自衛隊のヘリコプターで甚大な被害を受けた八代市に向かわれました。
両陛下が乗られたヘリコプターは球磨川河川緑地の臨時ヘリポートに到着。
小野 泰輔 八代市長の出迎えを受けた後、被災地に向かって黙礼されました。
その後 バスに乗り換え避難所へと向かわれました。
沿道には多くの市民の姿が…。
両陛下は笑顔で手を振って応えられていました。
【八代市民】
「素敵でした。ありがたいです。顔見ただけで幸せです」
「みんな元気出して前向いて進んでいければ」
7月の地震で20人が犠牲となった八代市。
住宅の被害は1万9000棟に上り、今も700人以上が避難所に身を寄せています。
両陛下は、避難所の一つとなっている『桜十字ホールやつしろ』を訪問されました。
この施設で避難生活を送っている40代から80代の12人と面会された両陛下。
「大変でいらっしゃいましたね」、「お怪我はないですか」、「ご無事で本当に何よりです」などと一人ひとりに声をかけられました。
【両陛下と面会した夫婦】
(富田香一さん82歳)
「地震から2カ月がたってだんだん心が沈んでいたが、きょうは心が明るくなって本当にありがたいことです」
(富田トモ子さん81歳)
「お二人の笑顔がとても素敵で救われました」
【両陛下と面会した被災者】
(上村恵美子さん77歳)
「被災地に対しての思いやりを強く感じます。今から頑張っていこうと思います」
また、両陛下は災害対応にあたった町内会長や医療従事者などと面会し労いの言葉をかけられました。
陛下のシャツや皇后さまのジャケットには熊本県のPRキャラクター「くまモン」が
あしらわれていました。
その後、震度7を観測した氷川町に足を運ばれた両陛下。
町内に整備された仮設団地に入居する22人と面会し、一人ひとりに声をかけられました。
