「平成」と「令和」2つの熊本地震で被災し復旧工事が続く熊本城です。
このうち令和8年、今年の熊本地震では石垣40カ所が崩れましたが崩落した石材の回収が始まり30日、報道陣に公開されました。
崩落石材の回収が始まったのは加藤神社近くの北大手門周辺の石垣です。
この場所は、10年前の熊本地震で膨らみが出て危険だったため崩落防止のネットが施されていました。
回収工事は先週始まり30日、報道陣に公開されました。
【郡司 琢哉アナウンサー】
「北大手門付近の崩落石材がいまクレーンによって吊り上げられました」
この石の吊り上げにも職人の高度な技術を要するといいます。
【熊本城総合事務所 復旧整備課 田崎 昌平さん】
「石は(ワイヤー)一点で吊り上げた方が安定して吊り上げられる。ただ重心が石の形はまちまちなのでベテランの職人さんが重心を見極めてどこにかけたら安定した状態で吊り上げられるか熟練した職人の技です」
【郡司 琢哉アナウンサー】
「回収した石材は加藤神社にほど近い西出丸北側の仮置き場に置かれていきます」
今年の熊本地震で崩落した石材の回収はこれが初めてでこの場所ではおよそ500個が取り除かれる予定。
また回収後は斜面をコンクリートで固めるなどの安全対策が行われます。
【熊本城総合事務所 復旧整備課 上村 祐一 課長】
「北大手門は市民県民が利用される通路でもありますし加藤神社への通路でもあるので早急に作業を終わらせたいと思っています」
北大手門周辺の工事はことし11月末まで行われる予定です。
