太平洋にある島国キリバスは、地球温暖化による海面上昇で今後人が住めなくなると言われています。秋田県大仙市の小学校で28日、環境問題を学ぶ特別授業が開かれ、児童が世界課題について考えました。
「今まで経験したことがないような高さの波、今まで経験したことがないような大雨、強い風。このままだとキリバスや周りの島国がなくなってしまうかもしれない」
こう語ったのは、大仙市の花館小学校で開かれた特別授業の講師を務めたケンタロ・オノさんです。
キリバスの国籍を取得したオノさんは、日本キリバス協会に所属し、仙台市を拠点に活動しています。
キリバスは、日本から約5000キロの太平洋にある島国です。海抜は2メートル前後ですが、地球温暖化の影響で海面が上昇しています。このまま温暖化が進めば2050年までに人が住めなくなると言われています。
オノさんは「一人一人の生活を見直すと世界を良くすることができる」と呼びかけ、「目の前のごみを拾えば川や海からキリバスに流れ着くことがなくなる」と話しました。
児童は「これからあまり資源の無駄がないようにしていきたい。たまに食べ残しをしてしまうので、完食していきたい」と話していました。
児童は、日常と環境問題が深くかかわっていることを知り、自分たちに何ができるかじっくりと考えていました。
