9月28日も雨が降った福島県猪苗代町。
国道沿いの直売所には、マイタケやマツタケなどが並ぶ。一方で例年はサクラシメジやハタケシメジなど「雑きのこ」と呼ばれる、ちょっとマイナーなキノコが人気だというが、店頭にはあまり見当たらない。
中原直売店・白樺の相原裕二さんは「山が水浸しというか、水がいっぱいで歩くとふわふわするような感じ。出てきてもすぐに水分含んで柔らかくなってキノコとして成長できないということが多い」と語る。
湿気を好むキノコだが、雨が多いと菌が流されて繁殖しにくく、生えたとしてもたくさんの水分を含むことで傷みやすくなってしまうという。
さらに、近くにある別の直売所で、少なくなっていたのはダイコンや白菜などの高原野菜。
「直売とみこ」では、福島県北塩原村の寒暖差を活かして育てた野菜が売りだが、夏の初めに雨が続いたことで、1週間ほど種まきが遅れた場所もあったという。
さらに日照不足で生育も遅れ、店頭に並ぶのは例年の同じ時期の3分の1以下だ。
直売とみこの佐藤登美子さんは「ダイコンも寒くなればなるほど甘みが出ておいしいけど、今の時期は晴れて欲しい」と話す。
11月上旬まで続くというダイコンや白菜の収穫。今後の天気と収穫量の回復に期待を寄せている。
