警戒が続く台風26号は、今週半ばにかけて本州にも接近する恐れが出ています。
最新の進路について、吉田友海気象予報士とお伝えします。
遠藤玲子キャスター:
台風26号は非常に強い勢力に発達していますが、最新の状況はどうなっていますか?
吉田友海気象予報士:
まずは気象衛星「ひまわり」で見ていきます。
27日午後9時から振り返っていきます。沖縄の東に位置しているのが台風26号です。台風の目もしっかりと見えてきていて、雲の渦がさらにまとまってきているのが分かります。
ここから画面を引いていくと、本州付近に雲の帯がかかっています。これが秋雨前線による雲です。台風からの湿った空気の影響で前線が刺激されて活発化しているような状況なんです。
遠藤玲子キャスター:
28日は台風から離れた関東でも激しい雨が降っている場所がありますが、最新の雨雲の状況を見ていきたいと思います。
吉田友海気象予報士:
現在も帯状の活発な雨雲が九州から関東にかけてしっかりとかかっているような状況です。そして、また別の前線で北海道にも雨雲がかかっております。
山崎夕貴キャスター:
この雨はしばらく続きそうなんでしょうか?
吉田友海気象予報士:
はい、秋雨前線による雨は一度かかってしまうと2~3日、同じ状況が続いてしまうということが多いんです。
雨の予想で見ていきます。28日の夜から動かしますと、九州から関東にかけて帯状の雨雲がかかり続けます。関東南部では多いところで1時間に40mmの激しい雨となる恐れがあります。
その後、日付が変わっても同じような場所で雨が降り続けます。
29日の昼、午前11時になりますと、名古屋、東京、千葉県にライン状の雨雲がかかり、本降りの雨となりそうです。被災地では土砂災害に厳重に警戒してください。
その後もまとまった雨雲は徐々に南下していきますが、関東にはしつこくかかり続けて、総雨量が多くなっていきそうです。
遠藤玲子キャスター:
台風26号最新の進路はどうなっていますか?
吉田友海気象予報士:
台風は自転車並みのスピードで日本の南を進む予想です。暴風域を伴ったまま近づいてくる恐れがあります。
そして、厄介な存在なのがやはり秋雨前線なんです。こちらにかかり続けて、台風から湿った空気がダイレクトに入りますので、広い範囲で長い時間大雨となる恐れがあります。
遠藤玲子キャスター:
そして、台風26号の他にもう1つ怪しい雲もあるんですよね。
吉田友海気象予報士:
そうなんです。台風26号の他に、南の海上に台風のたまごともいえる熱帯低気圧の雲があるんです。こちら南の海上、30度前後の海面水温がある状況で、今後、台風に発達する可能性もあります。
最新の情報にはご注意ください。
