9月の第4土曜日は「国際ウサギの日」。福島市のペットショップとウサギ専門の動物病院を訪ね、人気の種類や飼い主が集まる理由、そして“ウサギ沼”に落ちた院長の熱い思いを聞いた。
■人気のウサギを探してペットショップへ
福島市の「ペットワールドアミーゴ福島南店」には、さまざまなアニマルが並ぶ。その中でもひときわ注目されているのがウサギ。
店長の田巻さんによると、ウサギは細かく分類すると50種類以上。中でも一番人気は、ピーターラビットのモデルとして知られるネザーランドドワーフだという。
さらに、長い“たれ耳”がチャームポイントのホーランドロップも人気。抱っこさせてもらうと、ふわふわでもちもち。思わず笑顔になってしまう魅力がある。
■同じ敷地に“ラビッツ動物病院”!?
アミーゴの敷地内で見つけたのは、ウサギのロゴが目印の「ラビッツ動物病院」。気になって訪ねてみると、待合室にはウサギグッズがずらり。患者さんの話を聞くと、県外から通う人も多いという。
米沢から来たという飼い主は「食事や生活環境を細かく教えてくれるので、疑問がすぐ解決できる」と話す。ウサギの飼育に悩む人たちの“駆け込み寺”のような存在になっているようだ。
院長の澤田浩気さんは、自身のウサギを診るために病院を作ったという筋金入りのウサギ好き。現在はウサギに加え、ハムスターやモルモットなどのげっ歯類も診察している。
■院長が語る“ウサギ沼”の正体
澤田先生をウサギの世界に引き込んだのは、愛ウサギの“しぇりー”ちゃん。とても活発で、先生を困らせようとしていたほどだという。
ウサギの魅力について尋ねると、先生は「ツンデレなんです」と即答。犬のように呼べば来るわけではなく、気分次第で距離を縮めてくる。その“気ままさ”がたまらないらしい。
さらに、ウサギのフォルムは人間の“かわいい”と感じる要素をすべて備えていると語る。
「小さくて、柔らかくて、丸い。人間の遺伝子レベルでプログラムされた“かわいい”を全部持っているんです」
と、熱量たっぷりに話してくれた。
澤田先生にとってウサギは「進路を導いてくれた存在」。病院を建てるほど人生を変えた相手だ。
澤田先生いわく「中毒性が強いので気を付けてください」とのこと。ウサギの世界に想いをはせてみるのも楽しそうだ。
