三陸鉄道(岩手県宮古市)は9月24日、燃料費高騰などを受け2026年度の当期損失が1億円あまりに達し、過去最大の赤字になるとの見通しを示しました。
2026年度の決算見通しは9月24日に開かれた三陸鉄道の取締役会で報告されました。
それによりますと、2026年4月から8月までの鉄道運賃収入は、少子化や観光客の減少で前の年度の同じ時期から4.2%減り、1億4800万円余りでした。
一方、経常費用は燃料費や人件費の高騰などで0.7パーセント増え、4億1400万円余りとなっています。
これらを踏まえると、2026年度の経常損失は2億9100万円余りに上る見込みで、自治体などから補助金を受けた後の当期損失は1億800万円余りと、過去最大の赤字が見込まれています。
三陸鉄道の石川義晃社長は「厳しい状況ではありますけれども、地域の足であり、また地域振興を支える一つの大きな手段だという風に考えておりますので、これからも三陸鉄道、社員一同力を合わせて頑張っていきたい」とコメントしています。
三陸鉄道はインバウンドの誘致などに取り組み、経営改善につなげたいとしています。
