大雨による災害が相次ぐ中、新たな台風への懸念が高まっています。
最新の台風情報について、徳田留美気象予報士とお伝えします。
遠藤玲子キャスター:
23日にお伝えした熱帯低気圧ですが、23日夜に台風26号に発達しました。
現在の状況はどうなっていますか?
徳田留美気象予報士:
まずは気象衛星「ひまわり」で見ていきます。熱帯低気圧は、23日午後9時に台風26号になりました。ここから進めますと、時間とともにどんどん雲の渦が大きくなり、少しずつ日本列島に近づいてきている状況です。台風が進むコースは、海面水温が30度近くありますので、さらに発達する見込みです。
遠藤玲子キャスター:
発達しながら、この後の進路はどうなっていくのでしょうか?
徳田留美気象予報士:
台風は、25日には暴風域を伴う見込みです。そして、週明けには強い勢力で沖縄本島付近に接近して、ここで最大瞬間風速が55メートルと、23日の予想よりも強くなりました。トラックが横転するような風や電柱が倒れるような猛烈な風に警戒が必要です。
山崎夕貴キャスター:
関東についていうと、台風25号の影響を強く受けたばかりですよね。本州に接近する可能性はあるのでしょうか?
遠藤玲子キャスター:
実は次のようなデータがあるんです。こちらは世界各国の気象機関が計算した台風進路のシミュレーションです。沖縄方向に向かった後に、一気にカーブして本州方向へとコースを変える予想モデルが多くなっているんです。
徳田留美気象予報士:
これまでは大陸に進む予想が多かったんですが、最新の予想では本州の方へ進む、南岸へ進む予想が増えています。千葉県など被災地も含めて警戒が必要な状況になってきました。
遠藤玲子キャスター:
急に向きを変える理由は何ですか?
徳田留美気象予報士:
要因として考えられるのが、太平洋高気圧の位置になります。台風は、太平洋高気圧のふちを回るように進みますが、これまでは来週、高気圧が沖縄付近まで張り出す傾向でしたので、どちらかというと大陸の方に進む予想でした。それが最新では、太平洋高気圧の勢力が弱まる傾向になってきましたので、本州の方にカーブする予想が増えてきたと思われます。さらに、本州付近には秋雨前線が再び停滞する見込みです。台風が近づかなくても前線を刺激する可能性があるんですが、本州の近くを通った場合は前線と台風により危険な雨になる可能性があるんです。
遠藤玲子キャスター:
台風の進路予想は日々変わりますし、進路だけではなく、台風の速度にも注意していただきながらこまめに気象情報をご確認ください。
