富山県内でも異例の早さで流行しているインフルエンザ。立山町と小矢部市では例年10月としている予防接種の開始時期を前倒し、24日から接種が始まりました。
立山町の小児科です。24日から高校生までの子どもを対象としたインフルエンザの予防接種が始まりました。
例年より1週間「前倒し」しました。
*かとうこどもクリニックアレルギークリニック 加藤泰輔副院長
「きょうから接種開始だが100件近く予約が入っている。今後も増えていくと思う。10月は行事が多い。今週末には運動会がある学校も。できるだけインフルエンザを予防したい意識もあるのでは」
今年、異例の早さで流行しているインフルエンザ。
県内の患者数は、今月7日から13日までに1定点医療機関当たり7.67人となり、前の週から大幅に増えました。
特に15歳未満の患者が多く、県は乳幼児や児童を中心に感染が広がっているとみられています。
今月18日までに小・中・高校と支援学校合わせて15校が学年・学級閉鎖となりました。
こうした中、例年10月からとしている予防接種費の助成を6つの市と町が今月中の開始に早め、24日は県内で最も早く立山町と小矢部市で接種が始まりました。
*接種した子どもの母親
「(接種開始が)早まったと聞いて、すぐ予約を変更して早く打ちに来た(無事に接種でき)良かった。少人数の保育園なのでそんなに流行ってはないが出かけた先で不安なので早く打とうと思って」
加藤医師によると現在流行しているウイルスはA型で、重症化を防ぐためにもワクチンの接種を検討してほしいと話します。
*かとうこどもクリニックアレルギークリニック 加藤泰輔副院長
「最近はインフルエンザだけでなく、他のウイルスも季節性がなくなり夏に出始めることも。今までの私たちの常識とは違うような傾向になっている。(ワクチンを)打てば罹らないという訳ではないが、(ワクチンを)打てば重症化はしない。できるだけ(ワクチンを)打つ機会を作っていただければ」
また、一般的にワクチンの抗体が続くのは3カ月から5カ月程度とされていて、県は受験などの予定にあわせ接種時期をかかりつけ医に相談してほしいとしています。
ワクチン接種の検討と合わせ、県は手洗いや換気の徹底などの基本的な感染対策を呼びかけています。
