23日の夜、富山県魚津市の住宅で玄関などが焼ける火事があり、この家に住む男性2人がケガをしました。
玄関にあるボイラーが爆発したと見られ、そばには穴が開いたスプレー缶20本以上がありました。
警察と消防によりますと、23日の午後6時過ぎ、魚津市慶野の2階建て住宅で「穴を開けておいたスプレー缶が爆発した」と住人から消防に通報がありました。
住人自らがホースで水をかけるなどして、火は10分ほどで消し止められました。
この火事で、住宅の玄関のガラスが割れたほか、天井から落ちた断熱材が燃えたということです。
また、住人の男性2人が割れたガラスで足を切る軽いケガをしました。
警察によりますと、玄関には23本のスプレー缶が置いてあり、1本を除いて全て穴が開いていて、住人は「缶を処分しようと思った」と話しているということです。
また、24日の実況見分では玄関にあったボイラーが変形していることがわかり、警察は、缶から出たガスを吸ったボイラーが何らかの理由で、爆発したとみて調べています。
取扱いに注意が必要なスプレー缶。これは、ごみ収集車の中で中身が残っているカセットボンベから出火する実験映像です。
漏れたガスが車内に充満し、ごみの圧縮で出る火花などで引火する恐れがあります。
製品の安全性などを調べる「NITE」は、スプレー缶やカセットボンベは使い切ってから処分すること。
また中身が残っている場合は風通しが良く、火の気のない場所で、ガスを抜いてからごみに出すよう呼びかけています。
スプレー缶の処分、最も大切なのが中身を残さないことですが、空になった缶などのごみとしての捨て方は市町村によって異なります。
今回火事があった魚津市など13の市町村では、缶に「穴を開けて」捨てるよう呼びかけている一方、富山市と上市町では反対に、「穴を開けずに」捨ててほしいとしています。
捨て方に違いがある一方、共通する最も大切な注意点は、缶の中身を残ったままにしないことです。
中身が残っていると、火事につながる恐れがあります。
必ず中身を空にしてから、お住まいの市町村のルールでごみに出すようにしてください。
