この連休中、観光客が訪れる港町ではクマの目撃が相次ぎました。宮城県塩釜市でパトカーに追われたクマが漁船に逃げ込むなど、警察や市が対応に追われました。その後行方が分からなくなっていて、市や警察は注意を呼びかけています。
9月19日午後8時半ごろ、塩釜市新浜町1丁目の漁港で、釣りに訪れていた人が撮影した映像です。
記者リポート
「パトカーに追われたクマはこちらから漁港に侵入し、船に乗り込んだということです」
警察によりますと、近くの住宅街で「クマが庭を横切った」などと複数の通報があったことから、警察がパトロールをしていたところ、体長およそ1メートルほどのクマが見つかりました。
クマは停泊していた漁船に逃げ込み居座ったため、塩釜市は「緊急銃猟」を検討していましたが、クマはその後船から海に飛び込みました。
船には当時3人が乗っていましたが、鍵のかかる部屋の中にいて無事でした。
釣りをしていた人
「しょっちゅう来てます。まさか海に出るとは」
その後、午前2時20分ごろに漁港から1キロメートルほど離れた茂みで、市の職員がクマを発見しましたが立ち去っていて、市や警察は捜索に当たるとともに、住民に注意を呼びかけました。
漁港近くにある塩釜水産物仲卸市場。連休中で宮城県内外から多くの人が訪れていました。
仙台からの客
「海に近いので、クマが出るのは驚き」
東京からの客
「東京ではなじみのない話なので、率直にびっくり」
市場関係者
「本当に?という感じで。クマが出ること自体考えられないこの辺は」
Q.市場に影響は
「市場全然変わらないです。人もクマ関係なく、連休でちょっと多かった」
警察や市は漁港で目撃されたクマが近くの住宅街で、18日から目撃が相次いでいたクマと同一個体とみて、引き続き注意を呼びかけています。
塩釜警察署や市によりますと、21日はクマの目撃情報は寄せられておらず、漁船に逃げ込んだクマの行方は分かっていません。
宮城県内ではこの連休中、青葉区や東松島市など各地でクマが目撃されていて、注意が必要です。
