続いてはバスケットボールの熊本ヴォルターズです。りそなグループBリーグの開幕戦が26日(土)に迫りました。
今シーズンはリーグの大規模な改革に伴い、ヴォルターズは2部に当たる『B.ONE』で戦います。「初代王者」そして「熊本の力に」を掲げ戦うチームを紹介します。
新加入5人を加えた13人が所属し、遠山 向人(こうと)ヘッドコーチが指揮を執る熊本ヴォルターズ。
13日のプレシーズンマッチではけがや体調不良により、全員が揃わなかったものの、同じB.ONEの福井相手に20点以上の差をつけ、勝利。
5シーズンぶりに熊本に帰ってきたポイントガードの藤澤 尚之は、チーム最多の6アシスト。攻守に渡り、献身的なプレーを見せました。
【藤澤 尚之 選手】
「いろいろな選手が点数を取れるチームでもあるので。ポイントガードとしてゲームメイクするのはとてもやりがいのあるチームだと思う。5年前もすごいブースターの応援の中でプレーできたけれど、帰ってきて、また改めてすごくなったなと感じている。熊本に帰ってきて、本当にシーズンが楽しみだという思い」
開幕前、最後の公開練習となった18日は福井戦で欠場した笹倉 怜寿(れいじゅ)や保坂 晃毅(こうき)も元気な姿を見せるなど、開幕戦に向けて徐々に調子を上げているようです。
ところで、今シーズンからBリーグの構造は大きく変わります。
カテゴリーはこれまで通り3つですが、最上位が『B.PREMIER』、次いで『B.ONE』『B.NEXT』となり、ヴォルターズは『B.ONE』で戦います。
新リーグでは競技成績に基づいた昇格・降格は廃止され、売上高や、基準を満たすアリーナがあるかなど、クラブの事業規模でカテゴリーが決まります。
B.PREMIR参入をめざすヴォルターズにとって、一番の課題は5000人以上が入るアリーナの確保です。
現在、ホームアリーナとして使う県立総合体育館について、熊本県は老朽化していることなどから現地で再整備する方針としています。
地震からの復興を優先しながらも来年度、開発事業者を公募予定で、少しずつ進み始めます。
さて、B.ONEは来年4月までのレギュラーシーズンを25クラブが5つの地区に分かれて戦い、ヴォルターズは南地区に入りました。
その後、優勝を争うプレーオフには各地区の上位2クラブとワイルドカード上位6クラブの計16クラブが進み、初代王者を目指します。
【磯野 寛晃 キャプテン】
「どんな試合も必死に守ってしっかり攻めて、しっかりボールを追いかけて、最後に優勝できるように戦う」
【遠山 向人 HC】
「目標はもちろん優勝だが、一番は7月の震災でたくさんの被害が熊本に出たので、どうにかバスケットの力で、熊本の皆さんに元気を届けたいというのが一番大きな(戦う)目的」
『熊本の復興をバスケットボールの力で後押しする』その使命を果たすべくチーム一丸となり戦います。
遠山 HCは「とてもいい雰囲気の中でシーズン前の時間を過ごせている」とも話していて、ホームでの開幕戦で、チームとしてどんな姿を見せるのか楽しみです。
ヴォルターズの開幕節は26日(土)27日(日)、ホームで香川ファイブアローズと対戦します。
いいスタートを切ることができるのか、28日(月)のライブスポーツで結果をお伝えする予定です。
