大相撲秋場所は9日目。ここまで7勝1敗と、唯一「一敗」を守り独り横綱として今場所の土俵を守る大の里。9日目の相手は、初顔合わせとなる平幕の藤凌駕です。立ち合い、やや当たり負けた大の里。引いたものの、うまく叩いて引き落とし、9日目での勝ち越しを決めました。
ここからは金沢市出身、元十両、高立さんとお伝えします。よろしくお願いします。
高立さん:
よろしくお願いします。
秋末アナ:
大の里は9日目を終えて8勝1敗となりました。ここまで高立さん、どう見てますか。
高立:
序盤からどんどん調子が、少しずつですけど上がっているのかなというふうに見えますし、動きがだいぶ良くなってきたなというふうに見えますね。
秋末アナ:
今日は高立さんに、先ほどお伝えしました藤凌駕との取り組みを解説してもらいますが、まず藤凌駕についてです。愛知県出身の23歳、身長は180センチ、体重184キロ。
恵まれた体格で、直近2場所連続で10勝を挙げ、前頭4枚目まで番付を上げてきました。勢いがすごいですけれども、藤凌駕のどういうところが強みなんでしょうか。
高立:
立ち合いの強さと、そこからの馬力が光る力士だなというふうに見えますね。
秋末アナ:
馬力ね。そんな藤凌駕とは初顔合わせの大の里。解説をしてもらう前に、今日の取り組みをもう一度見てみます。では、高立さんに実演解説していただきます。その名も「勝負の鍵」ということで、高立さんが大の里、私が藤凌駕の役です。ではお願いします。
高立:
お願いします。横綱、今日は右を固めて当たりました。当たったと同時に、藤凌駕も刺されたくないので、左を固めてましたね。
秋末アナ:
左を固めてきました。
高立:
当たったと同時に少し体が開いたんですけど、藤凌駕が次に右手で押そうとしたときに、大の里がタイミングよく叩き、引き落としで勝ったっていう感じですね。
秋末アナ:
大の里はね、引くとあまり良くないというふうに言われてますけれども、その中での今日の相撲はどうなんでしょう。
高立:
しっかり相手に圧力が伝わっていたので、叩きが決まったのかなというふうに見えますし、そんなに悪くなかったのかなというふうに見えますね。
秋末アナ:
なるほど、しっかり相手を見て、圧力をかけていたわけですね。では、解説を聞いたところで今日の取り組み、もう一度見てみましょう。大の里、明日は小結、伯乃富士との一番が組まれています。そして今日は、十両の輝についても高立さんに一言伺います。8日目まで土つかずで勝ち越しを決め、今日も押し出しで破り、初日から無傷の9連勝です。高立さん、この輝の好調、何があったんでしょうか。
高立:
やはり体が動いているのと、長い手がすごく伸びてますよね。なので突き押しがすごく生きていて、状態がいいのかなというふうに見えますね。
秋末アナ:
ちなみに調べたところ、輝きはこれまで幕内優勝がないんですね。ですから幕内優勝となれば、少し気は早いですけれども、初めてということにもなります。輝は星2つリードで優勝争い先頭を独走中です。10日目は同学年の炎鵬との一番です。その炎鵬ですが、今日は白熊に押し倒しで破れ、黒星先行となりました。さて、秋場所は中日も過ぎて折り返し、幕の内の優勝争いを見てみます。大の里が一敗で今もって単独先頭です。二敗が熱海富士、藤ノ川、美ノ海、金峰山の4人です。残るは6番ありますけれども、高立さん、この後の展開、どうなってくんでしょうね。
高立:
先ほども言いましたけど、状態が少しずつ上がってきているので、このまま好調を維持していれば、優勝も近づいてくるのかなというふうに見えますね。
秋末アナ:
9日目を終えて単独先頭ですからね。これは私の意思というよりは「聞け」という指示の元聞きますけれども、ズバリ優勝予想は。
高立:
やっぱりトップに今いますので、大の里、横綱と思います。
秋末アナ:
言わせたような感じですけれども、来週のこの時間にはもうそれがお伝えできるわけですから、どうなっているのかというところ、これから目が離せません。
楽しみです。ここまで元十両、高立さんとお伝えをしました。ありがとうございました。
