マイページ

「さみしくなる。もう少しいるといいのに」自衛隊による入浴支援など災害派遣活動終了【令和8年熊本地震】

Google ニュース プリファードソース

7月28日の熊本地震発生直後から県内で生活支援などの災害派遣活動を行ってきた自衛隊が、13日でその役目を終えました。延べ約19万人、48日間に渡った最後の活動は被災地での入浴支援でした。

熊本地震の発生直後から最大で1日5000人を越え、延べ約19万2000人の隊員が人命救助や物資輸送、生活支援などの活動を続けてきた陸海空の自衛隊。

13日、木村知事からの撤収要請を受け、熊本地震の災害派遣活動は終了しました。

【宇城市の被災者】
「さみしくなるね。もう少しいるといいのに。みんな優しか。よくしてもらいました」

最終日、宇城市でシャワーによる最後の入浴支援を行っていたのは、北熊本駐屯地の
第8後方支援連隊です。

有事の際には、師団に必要な物資の補給や衛生維持を担う部隊は、災害時にはその能力を生かし、入浴や給水などの生活支援に真っ先に駆け付けます

ピーク時には1日400人を超える被災者のために、タンク車で30トンの水を運び、約9000人分のお湯をボイラーで沸かし続けました。

隊員は近くの体育施設で寝泊まりし、入浴時間後も交代で朝まで設備の警戒を行い、戦闘糧食・通称『パック飯』で任務に当たってきました。

【長尾 睦 補給隊長】
「自治体などいろんなサポートがあり任務が完遂できた。普段の訓練がそのまま活きている。利用者と隊員が安全の安全を第一に準備をしてきた」

活動を率いたのは宇城市三角町出身、初めてのふるさと九州勤務で熊本地震に出動した、長尾 睦 2等陸佐(50)。

断水が解消しても、給湯器が壊れたままだったり、水が濁ったままの被災者に隊員たちは寄り添ってきました。

心も温まる『火の国の湯』で、顔なじみの番頭さんが被災者の聞き役になってくれるのも15日が最後です。

【女性隊員とおばあさん】
「ありがとうございました」
(水を渡す隊員)
「お世話になりました」
「助かりました。地震で水が濁って今日で最後だけん、行かないかんと来た」

ある隊員は言います。

「撤収命令が下れば素早くひっそりと去る。見送りはいらないのが自衛隊です」と。

それでも、撤収前に隊長と同じく熊本出身の川部 小隊長のもとには…

【子供からの手紙見せる川部 小隊長】
「水もいつもくれてありがとうございました」

【長尾 睦 補給隊長(宇城市出身)】
「熊本が被災したことは悲しい。熊本出身者として苦しい思いをしたが自衛隊として何かしら役に立ったのかなと思う」

地元・熊本の被災者を癒した『火の国の湯』は今、この時も次の災害に備えています。

テレビ熊本
テレビ熊本

熊本の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。

テレビ熊本の他の記事
「みんな優しか」「水ありがとう」熊本地震での自衛隊の災害派遣が終了 被災者癒した『火の国の湯』表に見せない活動も【熊本発】
「みんな優しか」「水ありがとう」熊本地震での自衛隊の災害派遣が終了 被災者癒した『火の国の湯』表に見せない活動も【熊本発】
社会
2020年7月豪雨で被災したくま川鉄道が約6年2ヵ月ぶりに全線で運行再開【熊本】
2020年7月豪雨で被災したくま川鉄道が約6年2ヵ月ぶりに全線で運行再開【熊本】
都道府県
下通アーケードに木札が飾られた櫓が設置【熊本】
下通アーケードに木札が飾られた櫓が設置【熊本】
都道府県
縁日や炊き出しなどTKU八代住宅展示場で「SMILE DAY」【熊本】
縁日や炊き出しなどTKU八代住宅展示場で「SMILE DAY」【熊本】
都道府県
一覧ページへ
×