いま、社会問題となっている「高額転売」。
その影は、開催までおよそ1カ月に迫った関西の名物花火大会にも及んでいます。
今月話題となった、大手回転寿司チェーン「くら寿司」と、人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボキャンペーン。
従業員の横領が発覚し、関連は不明ですが、フリマサイトには、キャンペーンの景品が1万円を超えるような金額で、次々と出品される状況となっていました。
■定価のおよそ1.5倍でも…「なにわ淀川花火大会」
こうした、“不正転売の影”は関西の名物花火大会でも…
来月開催される「なにわ淀川花火大会」。ことしで38回目を迎え、例年およそ50万人が訪れる関西最大級の花火大会となっています。
先月から、有料の観覧席のチケット販売が始まっていますが、大会事務局によると、発売後3日で7割の席が売れたということです。
そんな中、フリマサイトで「淀川花火」と検索すると、有料席のチケットが。
定価のおよそ1.5倍の値段「2枚で4万2300円」で出品され、すでに売れています。
さらに、納涼船のチケットも4枚で16万円で出品されていました。
ホームページで、禁止が呼びかける中でも横行するチケットの高額転売。
■「長岡まつり大花火大会」では、全国で初の逮捕者も…
日本三大花火大会の一つ、新潟県の「長岡まつり大花火大会」では、去年、全国で初めて逮捕者も…
入場券4枚を販売価格のおよそ5倍、7万2000円で不正転売した疑いで、40代の男が逮捕されたのです。
不正転売対策としてチケットに記載されていた名前が、逮捕の決め手の一つになりました。
■対応に追われるなにわ淀川花火大会の事務局
なにわ淀川花火大会の事務局でも、開催がおよそ1カ月後に迫る中、対策に追われています。
【なにわ淀川花火大会 中田雄介会場運営委員長】「最大購入枚数を制限したりとか、何回も買われる頻繁に買われるお客さんに問い合わせをしたりとか、アナログ的な防御策で対応している。本当に花火のチケットを欲しい人に正規の値段で行き渡らないっていうのが悔しいですね」
社会問題となっている不正な高額転売。
事務局は、「まだ残っている席もあるので、転売では買わないでほしい」と呼びかけています。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年9月15日放送)
