南の海上では新たな台風が発生しそうな状況になっています。
台風が南にあると、秋雨前線の活動活発になり、台風が遠くにあっても大雨になる可能性があります。
【片平敦気象予報士】
14日午後3時現在、トラック諸島近海に熱帯低気圧があり、中心気圧は1002ヘクトパスカル、最大風速は秒速15メートル。気象庁は24時間以内に台風へ発達する可能性を示しており、まもなく台風と認定されてもおかしくない段階です。
この台風がどこへ向かうかは、まだはっきり分かりません。北上したのち西寄りに進路を変える見通しがある一方、コンピューターの予想はさまざまで、日本へ接近するケースも、沖縄方面にとどまるケースも示されています。
シルバーウィークを前に旅行を予定している方も多いかと思いますが、今すぐキャンセルを決める必要はなく、最新の気象情報を確認しながら判断のタイミングを見極めていただくのが賢明です。
加えて、今の時期は秋雨前線が西日本や東日本付近に停滞しています。
台風が南に位置するだけで前線の活動が活発になり、台風が遠くにあっても大雨になる可能性があることは、先週・先々週にも実際に起きた現象です。
あす=15日(火)は、雨の降る時間が長くなりそうです。降るときは土砂降りとなり、雷を伴う激しい雨になる恐れもあります。
場合によってはレベル3の大雨警報が発表される可能性がありますので、外出の際には最新情報をご確認ください。
■気温は低め…も湿気が多くジメジメ
あす=15日の気温は14日より低めで、神戸や大阪の朝の最低気温は24度前後の見込みです。
熱帯夜一歩手前の水準で、今夜も寝苦しい夜になりそうです。
日中の最高気温は26〜27度程度ですが、湿気が多くジメジメとした体感が続くでしょう。
秋雨前線と台風、この両方の動きをしっかり追いながら、少なくとも明後日にかけての雨と大雨への備えを続けてください。
